2
May
2011年5月2日(月)
グリンデルワルド〜ベルン
ベルン旧市街、パウルクレーセンターへ
グリンデルワルドからインターラーケンで乗り換え、ベルン(Bern)に向かう。目的は古い町並みの探索と、スイスが生んだ芸術家、パウルクレーの作品を4000点以上も所有する美術館「パウル・クレー・センター(Zentrum Paul Klee)」に行くためである。
ベルン市街のホテル、サヴォイ (Savoy)にチェックイン。レトロでいい雰囲気のホテル。
それにしてもヨーロッパは日差しがきつい。決して暑いという訳ではないのだが、目に突き刺さるような日差しである。紫外線が強いのだろうか?日本では一度もかけたことのないサングラスをかけてトラムに乗る。
ベルン市街のホテル、サヴォイ (Savoy)にチェックイン。レトロでいい雰囲気のホテル。
それにしてもヨーロッパは日差しがきつい。決して暑いという訳ではないのだが、目に突き刺さるような日差しである。紫外線が強いのだろうか?日本では一度もかけたことのないサングラスをかけてトラムに乗る。
パウルクレーセンターは町の中心部からトラムで約15分程度の郊外にある美術館である。関西国際空港をデザインしたレンゾ・ピアノの設計で、大きな波が3つ並んでいるような形をしている。デザインは良いと思うのだが、同じような建物が3つ並んでいるため、どこへ行けば良いのか分かりづらい。また朝のハイキングのせいで時間が押してしまい、たどり着いたのが閉館時間の1時間前だった。早く観ないと閉まってしまう。
あちこち歩きながら美術館の構造をなんとか把握、パウルクレーセンターは中央の波部分がメイン会場であることが分かった。 左右の波に惑わされてはいけない。到着したらとにかく中央の波に向かえば良いのだ。 我々が行った時は中央の波の地下で企画展が、1Fでは常設展が開催されていた。
ようやくクレー作品の前に立つ事が出来た。
詩的で繊細かと思えば理知的な要素もあり、実験的な作品を作ったかと思えば茶目っ気たっぷりのいたずらっぽい作品があったりする。普通なら矛盾するような個性が絶妙なバランスで成立しているところが、クレーの大きな魅力ではないかと思う。バウハウスで教鞭を取っていた事も影響しているのだろうか?
帰りに寄った駅ビルのイタリアンレストランのスパゲッティが凄まじくまずくてへこむ。いまどきインスタントでもここまでは酷くない。しかもスパゲッティ2皿とサラダ1皿、グラスワインを2人分頼んで5000円もする。高すぎやしないか。
それにしても外国の大味すぎる食文化を体験すると、日本の外食産業がいかに努力しているかが良く分かる。特別な料理でなくともそれなりに美味しくてその上さらにリーズナブル。1000円札1枚あればそこそこ満足出来るものを食べられてしまうのだ。まじめに商売をしている日本の飲食店に対して、我々はもっと敬意を払うべきだと、ベルンのイタリアンレストランで強く思った。
小さくて見えにくいかも知れないが(クリックで拡大します)、屋根の窓に日本の鯉のぼりが飾られている。日本人が住んでいるのだろうか?
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あちこち歩きながら美術館の構造をなんとか把握、パウルクレーセンターは中央の波部分がメイン会場であることが分かった。 左右の波に惑わされてはいけない。到着したらとにかく中央の波に向かえば良いのだ。 我々が行った時は中央の波の地下で企画展が、1Fでは常設展が開催されていた。
※写真はイメージです。実際に美術館にある作品ではない可能性があります。
また館内で働く学芸員は非常に気さくな方が多かった。
閉館時間が迫っていたのを見かねたのか効率よく観てまわる方法を教えてくれたり、
レンゾ・ピアノが建物のデザインをする際にインスピレーションを得たクレーの作品を教えてくれたりと、見知らぬ外国人に対してもとても親切だ。
皆さんがクレーの作品に愛情を持って接しておられるのが良く分かった。
ただ残念だったのは大量に購入したクレーの絵はがきと図録を美術館に置き忘れて来たこと。しかも日本に帰ってからそれに気づくという大失態である。今思い返しても悔しい。。。
パウルクレーセンターを後にして一度ホテルに戻り、今度はベルンを代表する観光スポット「熊公園(BarenPark)」に向かう。ベルンの街を作った人が熊を狩った云々で熊が町の象徴となり、その記念に公園で熊を飼おうとしたのが始まりらしいが、最近リニューアルしたようだ。親熊1匹、小熊2匹が放し飼いにされていた。時間が遅かったため熊グッズの店に行けなかったのが残念。
帰りに寄った駅ビルのイタリアンレストランのスパゲッティが凄まじくまずくてへこむ。いまどきインスタントでもここまでは酷くない。しかもスパゲッティ2皿とサラダ1皿、グラスワインを2人分頼んで5000円もする。高すぎやしないか。
それにしても外国の大味すぎる食文化を体験すると、日本の外食産業がいかに努力しているかが良く分かる。特別な料理でなくともそれなりに美味しくてその上さらにリーズナブル。1000円札1枚あればそこそこ満足出来るものを食べられてしまうのだ。まじめに商売をしている日本の飲食店に対して、我々はもっと敬意を払うべきだと、ベルンのイタリアンレストランで強く思った。
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