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May
2011年5月3日(火)
インターラーケン・オスト〜ベルン〜フリブール
美しい中世の街、フリブールへ
ベルンに一度戻り、スーツケースを持って今度はフリブール(Fribourg)に向かう。フリブールは中世に作られた、非常に古くて美しい街である。またチーズの本場でもあるそうだ。(スイスを代表するチーズ「グリュイエール」は、フリブールのグリュイエール村が発祥と言われている)
駅に到着してコインロッカーを探していたら、日本人留学生と思われる女性がさっと駆け寄って来て「何かお探しですか?」と尋ねてくれた。我々には見つけられなかったコインロッカーまで案内してもらう。外国での親切は身にしみるものだと改めて実感。
フリブール駅から徒歩10分程度のところにケーブルカー「funiculaire de fribourg」の駅がある。フリブールという街は新市街から旧市街までの高低差が激しく、歩いて上り下りを繰り返すのはかなり大変な構造になっている。これに乗れば新市街と旧市街の行き来が簡単に出来てしまう。100年前から動いているという、まるでアンティークのようなケーブルカーだ。
料金はいくらなのか聞いてみると「スイスパスは持っているか」という返事。ここでもスイスパスが有効なのだ。こうなってくるとあらゆる乗り物に乗らないともったいない、という気さえしてくるから不思議である。
ケーブルカーを下りると街の底にあたる部分にたどり着く。下から街を見上げると相当な高低差がある。せっかくなので街を探索しながら歩いて戻ることにする。
時刻は夕方。観光ルートからはずれているためなのか、人影がほとんど見当たらない。歩いても歩いても美しく静かな街が広がるばかりで、まるで白昼夢でもみているような幻想的な気分になってくる。猫が1匹、窓辺でたたずんでいる。老人が杖をつきながらゆっくりと歩いている。オープンカフェでは数人がくつろぎ、川べりでは本を読んでいる人がいる。喧噪という言葉からはほど遠い静かな街である。今回のスイス旅行で訪れた中では、最も美しい街並みであった。またスイスに行く事があるとしたら、フリブールは必ず訪れてみたいと思う。
…あらかじめ調べてあったチーズフォンデュのお店に入る。このあたりはフランス語圏なのか「ボンジュール」「メルシー」が飛び交っている。(スイスは多言語国家で、我々が旅の前半に訪れた地域は主にドイツ語圏であった。)いよいよ我々の小学生レベルの英語さえ通用しない場所に来てしまったと、ちょっと空恐ろしくなってしまった。
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フリブール駅から徒歩10分程度のところにケーブルカー「funiculaire de fribourg」の駅がある。フリブールという街は新市街から旧市街までの高低差が激しく、歩いて上り下りを繰り返すのはかなり大変な構造になっている。これに乗れば新市街と旧市街の行き来が簡単に出来てしまう。100年前から動いているという、まるでアンティークのようなケーブルカーだ。
料金はいくらなのか聞いてみると「スイスパスは持っているか」という返事。ここでもスイスパスが有効なのだ。こうなってくるとあらゆる乗り物に乗らないともったいない、という気さえしてくるから不思議である。
ケーブルカーを下りると街の底にあたる部分にたどり着く。下から街を見上げると相当な高低差がある。せっかくなので街を探索しながら歩いて戻ることにする。
時刻は夕方。観光ルートからはずれているためなのか、人影がほとんど見当たらない。歩いても歩いても美しく静かな街が広がるばかりで、まるで白昼夢でもみているような幻想的な気分になってくる。猫が1匹、窓辺でたたずんでいる。老人が杖をつきながらゆっくりと歩いている。オープンカフェでは数人がくつろぎ、川べりでは本を読んでいる人がいる。喧噪という言葉からはほど遠い静かな街である。今回のスイス旅行で訪れた中では、最も美しい街並みであった。またスイスに行く事があるとしたら、フリブールは必ず訪れてみたいと思う。
…あらかじめ調べてあったチーズフォンデュのお店に入る。このあたりはフランス語圏なのか「ボンジュール」「メルシー」が飛び交っている。(スイスは多言語国家で、我々が旅の前半に訪れた地域は主にドイツ語圏であった。)いよいよ我々の小学生レベルの英語さえ通用しない場所に来てしまったと、ちょっと空恐ろしくなってしまった。
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